今月のコラム的な何か

  • 春とココロと空模様

春ほど人を狂わせるものはない。

ひと雨ごとに暖かくなり、蕾が膨らむにつれて迫られるのは「新しい何か」。

継続してきたであろう何事かを3月に終わらせ、4月にはまったく違うものを始めろだなんて。

そのような気配を感じるたびに、なんて無茶なことを言うのだろうと、内心呆れてしまう。

春は本当に身体が変わる時期なのだ。

だから、たとえば冬から春へ移行する準備が調っていない身体の人がその気配を感じたならば、もう大変。

「気」は焦るものの動きづらい身体を持て余し、結果として静かに狂っていってしまうのがオチだ。

狂うと言っても、もちろん精神がどうのと言う話ではない。

それは例えば体内時計であり、そして身体の歯車のこと。

忘れられやすいことだが、人間なら誰だって、自分だけの時の流れを身の内に持っているものだ。

なのに、自分のペースで物事を運べないなんて事態が発生したら。

これほどストレスなことがあるだろうか? いや、無いだろう。

どうか、自分で自分のペースを決める自由度があることを、忘れないでいてほしい。

もしも終わりや始まりのエネルギーに疲れてしまったら?

どんな些細なことでもいいから、自分のリズムにぴったりフィットすることを、何か一つ見つけてみよう。

そうすることで、自分と世界の間に、とっかかりが出来やすくなる。

もし頭がぼんやりとして身体がだるいなと感じたら。

この時期だけは、身体のケアを最優先にしてほしい。

春ほど人を狂わせるものはないから。

新井 みつこ。拝

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